こんにちは、「才能」に気づくブログ管理人のおおつきです。
本記事では、あなたの強みを理解するために重要なたった一つの考え方を紹介していきます。
「強みがわからないので困っている」
「自分には強みなんてない」
「弱みばっかり思いつく」
と考えている方はぜひ最後まで記事をご覧ください!
あなただけじゃない!強みがわからない人はたくさんいる
「強みがわからない」人、本当に多いです。
私は現在社会人3年目になりますが、先日久しぶりに研修で同期と集まる機会がありました。
その研修のとあるワークで自分の「強み」を書く欄があったのですが、そこで手が止まる同期や悩む同期が多かったことが印象に残っています。
20代・30代の求職者に「自分の強みを理解できているか?」を調査 | 株式会社ジェイックのプレスリリース (prtimes.jp)
上記の記事は(株)ジェイックによる、自分の強みを理解できているかを問うアンケート調査の結果を示したものです。
フリーター・既卒・第二新卒向けの就職支援サービス「ジェイック 就職カレッジ®」に登録する20代・30代の求職者のうち、「強みを理解できている」と答えた人が30%程度にとどまっていることがわかります。
対象が求職者のみと偏りはあるものの、強みがわからない人がたくさんいることが読み取れます。
上記の記事にある内閣府の調査(対象:13~29歳の男女)でも、40%近くの人が「自分には長所があると思わない」と回答しています。
私はどんな人にも強みがあると確信しているので、この数字は誠に遺憾です。
しかし、このように自分の強みを理解できていない人はたくさんいます。
せっかくみんな強みをもっているのに非常にもったいないです。
さらに、「強みを理解できている」と答えた人の中でも、その強みに自信を持っている人はそう多くはないでしょう。
就活の時に自分の強みに確信をもってアピールできていた就活生がどれほどいたでしょうか?
おそらく周りにもあまりいなかったのではないかな?と思います。
なぜ強みがわからないのか?
本題に入る前に少し余談です。私が思う、強みがわからなくなってしまう要因を書いていきましょう。
いろいろ考えられますが、その中の一つに「学校のテスト」があると思っています。
「強みがわからない」人の中で、「弱みもわからない」人はあまりおらず「弱みならわかる」という人がほとんどです。
学校のテストでは、「間違い直し」によりできなかったことを振り返ったり、「なぜできなかったのか?」を考える習慣はつきます。
しかし、正答した問題について「なぜできたのか?」と考えられていた人はほとんどいなかったでしょう。
テストではできたところを振り返るよりできなかったところを振り返る方が圧倒的に点数を伸ばせるからですね。
勿論、できなかったところと向き合うのは素晴らしいことです。
ですが、「できたところを振り返らない」という習慣も産み出しているように見えます。
そして、できなかったところばかりが目に付くようになります。
そうすると、自分の強みを気づかないうちにスルーしてしまうのです。
今日から自分の強みをスルーするのはやめましょう。
本記事で紹介するたった一つの考え方を理解すれば、どんどんあなたの強みに気づけるようになります。
強みを理解するためのたった一つの考え方
強みを理解するのは非常に単純です。結論からズバリ。以下のたった一つの考え方を理解すれば大丈夫です。
弱みがある=才能がある=強みがある
強みを知りたければ才能を深く知ること。
つまり、「才能」を通じて強みを見つけられる、あるいは「才能」を通じて弱みから強みを見つけられるということです。
さらに言い換えると、弱みがあるということは必ずその裏返しの強みがあるということです。
強みを直接理解するとなるとハードルが高く感じますが、実はあなたが自覚している「才能」から強みを理解することができます。
そして、「才能」は弱みと強みをつなげてくれます。「才能」のおかげで弱みが強みになります。
この「才能」について詳しく解説していきます。
才能=スキル ではない
「才能」と聞いてどんな意味が思い浮かぶでしょうか。
「人よりもできること」でしょうか?「抜きんでたスキルを身に着けている」ことでしょうか?
いいえ、違います。上記のような考えは今すぐ捨てましょう。
現時点での能力は「才能」ではありません。「スキル」です。
現時点での英語力、分析力、コミュニケーション能力…すべてスキルです。
誰だって最初はスキルのない状態から始まります。5歳の子供が東京大学合格レベルの学力を身に着けることはまず不可能です。
その子には東大に合格するスキルはないと言えますが、「東大に合格する才能がない」と断定することはできませんよね?
むしろ小さい子供なので可能性は無限大です。
現在の能力を他人と比較して「私には才能がないんだ…強みがないんだ…」と嘆くのはやめましょう。才能に合った「スキル」は意識的に身に着けることができます。
では「才能」とは何でしょうか?
「才能」とは「無意識に自然とできてしまう思考・感情・行動などのパターン」です。
例えば、
【才能】
・論理的な思考が自然とできる
・毎日コツコツ取り組むことが自然とできる
・思ったことの言語化が自然とできる
のようなものが「才能」にあたります。
「自然とできる」ことが大きなポイントで、生まれ持った先天的な部分が強いのが特徴です。
そしてこれらの才能は、東大合格のためのスキルを身に着けるのに活用することができます。
才能(自然とできること)を活用し、スキルを身に着けるという関係性になります。
才能=強み ではない
「才能」は「スキル」と違うことが理解できたでしょうか。
「才能」は無意識に自然とできてしまうことでしたね。
この書き方だと「才能」っていいことなんだな~と思われがちですが、実は「才能」は諸刃の剣で悪い面もあるのです。
例えば先述した才能の例だと
・論理的な思考が自然とできる⇔人の感情を無視して傷つけてしまう
・毎日コツコツ取り組むことが自然とできる⇔突発的な変化への適応が苦手
・思ったことの言語化が自然とできる⇔人の話を聞かずペラペラ喋り倒してしまう
※上記の関係が必ずしも成り立つわけではありません
など、自然とできることが必ずしも良い方向に働くとは限りません。
「才能」から強みに派生し、弱みにも派生します。才能は必ずしも強みにはならないのです。
「才能」には強みと弱みの二面性があります。
なんだ、才能を見つけても意味ないじゃないかと思われたあなた、逆です!
才能に二面性があるおかげで、あなたの弱みから強みを見つけることができるようになるのです。
私がどんな人にも必ず強みがあると確信するのはこの二面性のおかげです。
完璧な人はいません。どんな人でも必ず欠点がありますよね?けれどそれってどんな人にも必ず強みがあるとも言い換えることができるんですよ。
強みと弱みは表裏一体っていうことですね!
この考え方を理解すると、自分の弱みに気づいたときに「その裏にある強みって何だろう?」と考えられるようになるのです。
才能を見つけるのが重要
弱みがある=才能がある=強みがある
強みを知りたければ才能を深く知ること。
本記事で伝えたいたった一つの考え方ですが、重要なのは「才能」を見つけることです。
「弱み」には多くの人が気づいています。
なぜそこから「強み」に気づくことができないかというと、「弱み」と「強み」の間にある「才能」のことを理解できていないからです。
逆にあなたが持っている「才能」を理解することができれば、その「才能」から「強み」に気づくことができます。
また「才能」を理解すれば「弱み」やコンプレックスの裏にある「強み」に気づけるようになります。
強みを直接理解しようとすると難しいですが、「才能」を理解し、弱みの裏返しの強みを見つけることで強みがわかるようになるのです。
才能はどうやって見つければよい?
強みがわかるようになるには、「才能」を見つけるのが重要です。
「才能」を深く知るほど弱みと強みの二面性が理解できるようになり、あなたは強みに気が付きやすくなります。
しかし、「才能」は無意識に自然とできてしまうことなので、自分で気づくことが難しいです。
そんな「才能」を見つけるにはどうすればよいでしょうか。3つ紹介していきます。
①他人への「イライラ」にアンテナを張る
他人に対して「なんでそんなこともできないの?」と過去に思ったことがないか振り返ってみましょう。そして、イライラを感じたらそこに隠れている才能を探してみましょう。
できないことにイライラするのは、あなたが当たり前のようにできてしまうことだからです。
例えば、「なんでこんなにキツい言い方するの?もっと傷つかない言い方ないの?」とイライラする場合、あなたには「人の感情に寄り添う」という才能があるといえるでしょう。
他人にイライラした体験を振り返れば、才能に気づくことができます。
②周りの人に聞く
この方法は①より客観的に才能を理解することができます。
「才能」の特徴は、「自分にとって当たり前すぎて気づけない」ところです。
例えば、夏休みなどの宿題など、与えられたことをコツコツ進められる人がいたとします。
言われたことをコツコツ進めるのはその人にとっては当たり前です。
しかし他人からは「あの人はムラなくコツコツ取り組めて本当にすごい」と見られるでしょう。あなたにとっての当たり前は他人にとっての当たり前ではありません!
ですから、信頼できる人に「私のすごいところ、才能って何だと思う?」と思い切って聞いてみてください!
※その際に、相手のすごいところを褒めてあげると聞きやすくなりますね!
直接聞くのが難しかったら、「私って何をしてるときが楽しそう?」と聞いてみてください。
楽しいときは、才能が強みとして発揮されていることが多いです。他人から客観的なフィードバックを得ることで、思わぬ才能に気づくことができるでしょう。
③「才能」を診断ツールで客観視する
①、②よりさらに客観的で説得力があるのがこの方法です。
才能診断ツールや性格診断ツールにある質問に答えることで、あなたの思考のクセが可視化されます。
しかし、世の中には才能診断ツールが無数に存在します。
無料でできるものだと「エゴグラム」や「16personalities(通称:MBTI)」が有名ですが、個人的には有料の「ストレングスファインダー」をおすすめします。
理由を簡単に言うと、各種ツールの中で最も客観的に才能が分かり、受けた後に理解を深めやすい診断ツールだからです。
人間の資質(性格的な才能)を34種類に分類し、177の質問に答えることで自分が持っている資質を順位付けする才能診断になります。
質問が200種類近くあり、才能の数も34種類と、他の才能診断ツールよりかなり多くなっています。
そのため、精度の高い結果を得ることができます。
また、成功者200万人にインタビューしたうえで34種類の才能を開発しているため、他のツールより圧倒的に信ぴょう性が高いです。
さらに、ストレングスファインダーは世界で3200万人以上に受験されています。
この手の診断ツールの特徴として「受けて終わりになってしまう」ことがありますが、ストレングスファインダーを解説している記事や動画はこのブログを初めたくさん存在します。
そのため診断を受けた後に自分が持つ資質やその活用方法への理解を深めやすいメリットも大きいです。
デメリットは「有料」なことぐらいですね。ストレングスファインダーの費用対効果については以下の記事でさらに詳しく解説しています。
ストレングスファインダーの料金は高い?費用対効果を解説します! – 「才能」に気づくブログ (excite-yourlife.com)
才能や強みを深く理解したい方は是非読んでみてください!
まとめ
本記事は、「強みがわかるようになるたった一つの考え方」について解説しました。
弱みがある=才能がある=強みがある
強みを知りたければ才能を深く知ること。
「才能」には強みと弱みの二面性があり、才能を深く理解することが強みの理解につながることが最重要ポイントですね!
当ブログでは才能に気づくためのヒントや、才能診断ツール/ストレングスファインダーの活用方法、資質解説について発信していきます。
ストレングスファインダーの理解を深めて、私のように人生にワクワクを感じる読者の方が一人でも増えれば幸いです。