自己分析はなぜ必要?就活生もそうでない人も絶対にやるべき理由!

自問自答する人

こんにちは、ストレングスファインダーに没頭しているおおつきです。

「自己分析」、就活生や就活を経験した方なら一度は耳にしたことがある言葉でしょう。

就活の時に主に聞くワードなので、就活の時だけ取り組めばいいやと思っていませんか?
就活の時でさえ「自己分析なんて本当にやる必要あるの?」と思われている方も少なくないかもしれません。

しかし、就活で内定を得るためにはもちろん、就活生かどうか関係なく幸せに生きるために「自己分析」は絶対に必要です。断言します!

  • 自己分析がなぜ必要かどうか知りたい方
  • 自己分析で納得のいくキャリアをスタートさせたい就活生
  • もっと幸せに生きたいと思う方
  • 自己分析の方法を知りたい方

こんな人はぜひこの記事を参考にしてみてください!

私は新卒の就活の際、自己分析をちゃんとやりませんでした。

その結果、会社や日本社会に上手く適応できずに、社会人2年目の12月から休職をしてしまいました。

「なぜ休職してしまったんだろう?」と疑問に思い休職中に徹底的に自己分析をした結果、自分の中で抱えていた生きづらさの正体が分かり、緩和されていったのです。
(詳しいプロフィールを知りたい場合、こちらをご覧ください!)

  • 自己分析を怠り、将来会社に適応できなくなってしまう就活生を減らしたい
  • 私と同じように自己分析で救われる人を増やしたい

上記の思いで本記事を執筆しています!目を通していただければ幸いです!

目次

自己分析の意味~自分のことは1割も分かってない!~

「自己分析」とは

そもそも「自己分析」ってどんな意味でしょうか?

答えは自分を分析して「自分を知ること」です。

疑問を浮かべる人たち
何言ってんだこの人?

もう一度言います。「自分を知ること」です。大真面目に言ってます。
「いやいや20年以上生きてきたら自分のことなんてほとんどわかってるでしょ!」と思われた方も多いと思います。

ですが、人間は自分のことをどれぐらい知っているのかご存じでしょうか?

なんとたったの1割と言われています。びっくりしますよね!

人間の行動の9割以上は無意識によるもので、意識的に行動しているのは1割しかないそうです。

例えば、歩いているときに「次は右足を出してその次は左足を出す…」と意識している人はほぼいないでしょう。
車の運転で左に曲がるときに「ハンドルをこれぐらい傾けて…」と意識する人もほぼいないでしょう。

自己分析についても同じで、大体の人は自分のことを1割ぐらいしか理解していないのです。

自分のことを1割しか知らない状態で生きるより、自分のことを2割、3割…と知っておく方がよりよい選択が取れ豊かな人生になるのは想像に難くないですよね!

「自分を知る」とは?

自己分析とは「自分を知る」ことですが、具体的にどのようなことなのでしょうか。

自己分析を題材にした本やウェブサイトはたくさんあり、扱っているやり方もさまざまだと思いますが、私は以下の三要素で構成されていると考えています。

① 価値観:自分はどう生きたいか
② 才能:無意識にできてしまう得意なことは何か(逆に苦手なことは何か)
③ 興味:自分が「もっと知りたい」と思うことは何か

この三要素を満たせば満たすほど、より自分らしく生きられるようになるのです。
これは株式会社ジコリカイ社長の八木仁平さんの考え方なのですが、まさにその通りだなと思います。

八木さんの考えを聞いた後に他の自己分析本やウェブサイトを漁ってみたのですが、結局のところ三要素のうちのどれか一つや二つについて述べているのだなと実感しました。

つまりこの三要素を徹底的に分析すれば、自分のことをどんどん理解できるようになるのです。
※三要素の見つけ方については記事の終わりの方で解説します。

自己分析で何が得られるの?

自己分析により、持っている価値観、才能、興味が明確になることは理解できたでしょうか。

その結果、以下のものが得られると考えています。

  • 就活で志望動機や自己PRに自信が持て、面接に合格しやすくなる
  • 仕事、プライベート関係なく自分らしく生きられるようになる

就活時によく聞く単語なので、就活時にももちろん役立ちますが、「自分らしい幸せな人生」が得られるようになることが本質だと私は思います。

つまり、いま生きているすべての人にとって意味のあることなのです。

ここからは自己分析が

  • 就活生に必要な理由
  • すべての人にとって必要な理由

について詳しく解説していきます。

※前半は就活生や転職活動をしている方向けなので、それ以外の方は読み飛ばしていただいて問題ありません!

就活生が自己分析をやるべき理由

私は就活生のときに自己分析をちゃんとやらずに、「なんとなくエントリーしてはなんとなくお祈りされる」ということを繰り返していました。

そして休職中に自己分析をした後に転職活動をしたところ、エントリーした5社のうち1社から内定をいただき、企業側からお祈りされたことは一度もありませんでした

※自己分析の解像度が完ぺきではなく、面接の過程で方向性の違いを感じたため私の方から辞退する形になりました。

就活と転職で一概に比較はできませんが、自己分析に取り組んだことでエントリーする企業を絞ることができ、就職活動がスムーズに進んだことを実感しました。

そんな私が思う、就活生が自己分析をすべき理由はズバリ、

① 行きたい企業やキャリアプランが明確になるから
② 志望動機が明確になり内定を得やすくなるから
③ 自己PRやガクチカに説得力が増し、内定を得やすくなるから

です。順番に解説していきますね!

1. 行きたい企業やキャリアプランが明確になるから

就活生に自己分析がなぜ必要か?と聞かれ真っ先に答えるのがこの理由です。

ここを明確にしないと、ゴールが分からないのに闇雲に進み続けることになりなかなか就活がうまくいきません

内定をもらえたとしても、私のようにメンタル不調になり生きづらさを抱えてしまうことになりかねません。

※手当たり次第エントリーする就活生が大勢いますが、労力のわりにリターンが低いので今すぐ辞めて自己分析に力を入れた方がいいです。

就活中は勘違いしてしまいがちですが、内定を得ることはゴールではなくスタートなのです。

内定を得た後、正社員なら少なくとも8時間×週5日という膨大な時間をその会社に費やすことになります。


今の日本ではこの労働時間が常識となっていますが、残念ながら人間の集中力を超越している馬鹿げた長時間労働です。

この膨大な時間を自分の納得のいかない仕事に費やすことになったらどうでしょうか?

例えば、「生きづらい人を癒して皆に幸せな人生を届けたい」という価値観を持つ人が、BtoBメーカーの営業職をやっても仕事にもやもや感を抱えてしまいますよね。
※私のことです!

「慎重だけど正確に物事を処理できる」という才能を持つ人が、1日100件テレアポするような職種についても上手く力を発揮できずに疲弊してしまいます。

そうすると、週の大半を嫌なことに費やし、それ以外の時間を現実逃避で終えるような人生になってしまいます
そのような人生はごめんですよね?

憂鬱なサラリーマン

自己分析を十分にやらないとこうなってしまう…。

自己分析をして行きたい企業やキャリアプランが明確になれば、社会人生活に納得感をもってイキイキとした人生を送ることができるでしょう。

① 価値観:自分はどう生きたいか
② 才能:無意識にできてしまう得意なことは何か(逆に苦手なことは何か)
③ 興味:自分が「もっと知りたい」と思うことは何か

という観点で自己分析をし、1割しか分かっていない自分の解像度を上げて志望企業を明確にすることが必要なのです。

2. 志望動機が明確になり内定を得やすくなるから

行きたい企業やキャリアプランを明確にする重要性は理解できたでしょうか。

けど、「行きたい企業ができたところで内定もらえないと意味ないだろ!」と思いますよね?

その通りです。ですが、これも自己分析を十分に行うことで解決することができます。

内定を得やすくなる理由の一つが、「志望動機が明確になるから」です。

そもそも採用において企業が知りたいのは「この人は入社後に活躍してくれるのかどうか」です。それを知るための一つとして、志望動機を聞いているわけですね。

志望動機で聞いているのはズバリ、就活生が持っている「モチベーションの源泉」と「考え方」だと私は解釈しています。志望「動機」ですからね、能動的に動くきっかけとなるモチベーションや考え方は大事ですよね。

モチベーションの源泉や、就活生の考え方が企業とマッチしていれば、「この就活生は高いモチベーションで活躍してくれそうだな」と思いますよね。

これに明確に回答するためには、自分が持っている「価値観」と「興味」を明確にしておく必要がありますよね。

モチベーションの源泉=どんなことに興味があるのか
考え方=価値観(自分がどう生きたいか、働きたいか)

を明確にすれば、説得力のある志望動機を書くことができます。
※「才能」については主に自己PRやガクチカで聞かれます。

もう少し具体的に考えてみましょう。次の特徴がある企業からESで志望動機を問われているとします。

・大手化学メーカー文系総合職
・企業理念:世界の環境問題を解決し、持続可能な社会を創る
・求める人材像
① 環境問題に興味関心があること
② 国際感覚のある人

以下の特徴を持ったAさん、Bさんがその会社にESを提出しました。

Aさん:英語得意だしとりあえず海外行けそうな企業を受けよう
Bさん:英語が得意で、「環境問題の解決を通じて長く快適に生きられる世界を創りたい」と思っているからそれに合った企業を受けよう

採用担当者として、どちらの志望動機が説得力があるか考えてみましょう。

① Aさんの志望動機

私が貴社を志望した理由は、日本に留まらず海外にも拠点を展開しグローバルに活動されているところに魅力を感じたからです。

私はもとより海外の文化に興味が強く、学生時代には10ヵ国以上海外旅行をしました。

様々な国を訪れ様々な人と触れることで日本との文化の違いを肌で感じ、よりグローバルな視野を獲得することができました。

入社後はこの留学経験及び私の強みである英語力を活かして貴社でのグローバルな取り組みに貢献し、貴社の掲げるビジョンの実現に向け全力を尽くします。

② Bさんの志望動機

私が貴社を志望した理由は、日本に留まらず世界の環境問題の解決に取り組む貴社の企業理念に共感したからです。

私は海外の文化への強い興味から学生時代に10ヵ国以上を訪れました。

様々な国を訪れ、自動車等の排気ガスや海洋汚染等の環境問題が世界各国で起こっていることを目の当たりにし、地球規模での環境問題の解決を志すようになりました。

貴社の掲げる企業理念は、「世界の環境問題を解決し人々が長く快適に生きられる社会を創る」という私の思いを満たせる魅力的なビジョンだと考えております。

入社後は私の強みである英語力を活かし、貴社のビジョンの達成に貢献します。

おそらくほとんどの採用担当者が、Bさんの方に魅力を感じると思います。

Aさんの場合、国際感覚を中心にアピールしていますが、環境問題への興味については「貴社の掲げるビジョンの実現に向け」というところしか触れていません。

「この人は環境問題に興味あるのかな?」と、モチベーションの源泉を疑ってしまいます。面接で環境問題について深堀りをしていくとボロが出てしまいそうな感じがしますね。

さらに、「とりあえず英語が使えればいい」という思考なので、英語を使いたい考え方しか伝わりません。

「グローバルな企業っていくらでもありますよね?」と突っ込まれたら困ってしまうでしょう。

一方Bさんの場合、求める人材像である環境問題に「興味」があること、国際感覚があることがESから伝わってきます。

さらに、「世界の環境問題を解決し人々が長く快適に生きられる社会を創る」というBさんの「考え方」が明確になっているので、冒頭の「企業理念に共感した」の部分に説得力がありますね。

また自己分析をしっかり行ったため、嘘偽りの志望動機ではなく、本当に思っていることを文章にしています。そのため面接で深堀された際も他の人より説得力を持った回答ができるでしょう。本当に思っていることなのでボロが出ないですよね。

※嘘で塗り固めた志望動機(求める人材に合わせただけの志望動機)だと面接で深堀されたときにボロが出やすくなります。入社後のモチベーションの観点からもお勧めできません!

まとめると、自己分析をすることで「モチベーションの源泉」と「考え方」が明確になり、志望動機に説得力が生まれます。そして、

① 自分に合う企業にエントリーをするので志望動機に具体性、再現性が生まれる
② 面接で深堀りをされてもボロが出なくなる

ことで、採用担当者から見て入社後の活躍イメージが具体的になり、内定が得やすくなるのです。

3. 自己PRやガクチカに説得力が増し、内定を得やすくなるから

自己PRやガクチカを通じて企業が知りたいのは、

  • 就活生がどんな強みをもっているか
  • その強みは入社後も生かされるのか(具体的エピソードを通じて再現性を知りたい)

です。自己分析の三要素のうち、主に「才能」の部分になります。

自己PRやガクチカに答えるためには、自分が持っている「才能」と、それが発揮された具体的なエピソードを明確にする必要がありますよね?

志望動機で「価値観」、「興味」が明確になることで説得力が増すのと同じで、「才能」が明確になることで自己PRやガクチカが明確になり内定が得やすくなるだけの話です。

そのために、自己分析が必要になるわけです。

ここで就活生が陥りがちなのが、「先に企業の求める人材像を見て、それに合ったエピソードをひねり出そう」という考え方です。

確かに「相手が求めることを理解する」という点では重要なのですが、それって自分を押し殺してしまってますよね。偽りの自分をアピールすると必ずどこかでボロが出ます。

現在の会社で採用担当者の何人かと飲み会でお話しする機会があったのですが、

みんな「サークルやバイトでリーダーシップを発揮しました!」みたいなありきたりな話だからつまらん。
と仰っていました。

これが採用担当者の本音なんですね。

自己分析が十分にできておらず、「とりあえずウケがよさそうなエピソードを盛りに盛って作ろう!」という考えだと、上記のようなエピソードが出来上がります(笑)

重要なのは「先に自分の才能や強みを明確にして、それにマッチした企業や職種を探す」という考え方です。

自己分析で自分のことを明確にして、それを評価してくれる企業を探すのです。

自分の強みに嘘偽りがなくなるので、面接で深堀されてもボロが出にくく、説得力のある自己PRやガクチカができるようになり、結果的に内定に繋がりやすくなります

サークルやバイトでリーダーシップを発揮した薄っぺらい話と差別化できるわけですね。

結局、定番の質問に嘘偽りなくすらすら答えられるぐらいに自己分析を極めた方が、エントリーする企業が絞られ内定が得やすくなり効率が良いのです。

すべての人に自己分析が必要な理由

ここまでは就活生に必要な理由について書きましたが、個人的には自己分析はすべての人に必要なものだと考えています。

その理由は、「自分らしく幸せに生きられるようになるから」です。自分をよく知ることが幸せに直結するということです。

以下、詳しく解説していきますので、もっと幸せに生きたい!と思っている方は必読です。

ストレスを抱える原因

突然ストレスの話になるのですが、ストレスを抱える原因は自己分析が必要な理由とは切り離せません。

読者の方に過去の人生を振り返って、幸せじゃないときや辛かった時を思い出してみて欲しいのですが、何かしらのストレスや葛藤を感じていたと思います。

現代社会はストレス社会と言われますが、そもそもストレスを抱える原因は何でしょうか?

現在私が通っているメンタルヘルススクールで学んだのですが、
自分の理想と現実世界のギャップ
が、ストレスの大きな原因とされているのです。

抽象的なので具体的に述べましょう。

例えば、車の運転中、高速道路でスピードを出して走りたいと思っていても、高速道路が渋滞しているとゆっくり走ることを強制され、理想と現実のギャップからストレスを感じてしまいます。

朝起きるのがどうしても苦手な夜型の人が朝早くからの業務を強制されてしまうと、「できるだけ寝たい」という理想と「早起きしなきゃいけない」という現実のギャップがストレッサーになってしまいます。

この理想と現実のギャップが小さければ対処は容易なのですが、大きくなればなるほどより大きなストレスを感じてしまい、生きづらさを感じてしまうのです。

自分を理解することでストレスが緩和される

ストレスの発生原理は「自分の理想と現実世界のギャップ」でした。

これを自己分析に当てはめてみるとどうでしょう。

自分のことを知らないと、そもそも自分の理想が分からないのですね。

なかなかピンとこないので、具体例を交えてみましょう。

例えば「結婚したい」と思う人は多くいるはずですが、なぜ結婚したいのでしょうか
これ、ちゃんと答えられますか?考えてみてください…。

 

納得のいく答えが出てきたでしょうか。
もちろん正解はありません。しかし、回答の良し悪しはあるので、良い回答例と望ましくない回答例を以下に載せておきます。

良い回答例
・笑顔の絶えない家庭を作って、自分が幸せに生きられる居場所を作りたいから
・現在交際している恋人と一緒にいるときが一番自分らしく幸せでいられると感じるから
・自分は孤独に耐えられない人間で、孤独を癒してくれる人を見つけたいから

望ましくない回答例
・親に「孫の顔が早く見たい!」と言われているから
・自分では納得できているかわからないけど、周りの友達から結婚した方がいいと言われているから
・いい年こいて独身なのはヤバい奴みたいな風潮があるから

回答例はあくまで一例ですが、両者の違いおわかりいただけたでしょうか。

それは、判断基準を自分の気持ちに置いているかどうかです。

良い回答例は結婚をして自分が幸せになるかどうかを判断基準に置いています。望ましくない回答例は、動機が親や周りの友達、世間体と、自分の外側にありますよね。

望ましくない回答をした方も、頭の中では「結婚したい」と思っているのです。しかし、心の中では本当に思っているか分からないんですよね

自分の心の中で結婚したいと思っていないかもしれない状態で結婚をしてしまう。とても怖いですよね。

これが、自分のことを知らずに行動してしまうリスクです。

自分のことを理解できていないと、気づかないうちに自分の気持ちに反した行動をとってしまうのです。

ストレスの話に戻ります。自分の気持ちに反する行動を取ってしまうと、自分の理想と現実世界のギャップがどんどん大きくなってしまいますよね。

自己分析ができていないと以下の流れで幸せに生きられなくなってしまいます。

自己分析ができていない→自分の気持ちに反する行動を取る→理想と現実の差が広がる→ストレスで生きづらくなってしまう

反対に自己分析がしっかりできていると

自己分析ができている→自分の気持ちを尊重した行動を取る→現実と理想が近づいていく→ストレスが小さく、十分に対処可能なレベルに→より幸せな人生

という良い流れが生まれます。

自己分析をすることは、どんな人にとってもより幸せな人生を手に入れるための第一歩となるのです。

社会不適合者こそ自己分析をしよう!

自己分析はもっと幸せに生きたいすべての人に必要ですが、特に自分を社会不適合者だと思っている方に効果抜群だと思います。

なぜ「自分は社会不適合者なんだ…」と思ってしまうかというと、自分の理想と今いる環境が合っていないのに、自分に合う環境が分からないからです。

つまり、自分の居場所なんかないんだと思ってしまうことが、社会不適合者だと思う要因なのですね。

自己分析をして自分の理想が明確になれば、あなたに合う環境が明確に分かるようになり、その場所にキャリアチェンジをすることで人生が好転するかもしれません。

具体例として、私の経験を紹介しましょう。

私は大手BtoBメーカーのホワイト企業に就職をしましたが、世間的に見ても超がつくほどのホワイト企業なのですが、

【能力的な問題】
・マルチタスクができない
(一つ一つのタスクをスピーディにこなすことができない)
・仕事のスピードがいつまで経っても速くならない
・考えや報告を言語化するのに時間がかかる
・会議で支離滅裂な説明をしてしまう
・準備しないと電話ができない
・客や上司からケアレスミスを指摘される

————————————–
【性格の問題】
・集中が2時間ぐらいしか持たない
・最低でも週40時間拘束されるのにいつまで経っても納得がいかない
・人間関係が希薄なのに人と話しながら業務を進めるのが苦痛
・意義を感じない業務が苦痛
・会社の方針に納得ができないが、裁量権がないのでその方針のもとやらざるを得ない
・そもそも仕事に興味が持てない
・期限ぎりぎりにならないとやる気が出ない
・ビジネス(金儲け)そのものに興味がわかない
・会社の飲み会が苦痛(サービス残業している気分)
・周りの人も仕事を楽しんでいなくてゾンビに見えた。ゾンビと一緒に仕事したくないと思った

といった葛藤に苦しみ、仕事へのモチベーションを失い休職に至りました。
(詳しいプロフィールはこちら!)

社会不適合者の極みみたいな人間ですが、本質的な問題は「自分にマッチした環境に行けなかった」ことです。

休職中に自己分析に取り組んだことで、次のような「価値観」「才能」「興味」があることがわかりました。

価値観:個性を尊重して人々の生きづらさを癒し、誰もが幸せに暮らせる社会を創りたい
才能:物事や問題に一人でじっくりと向き合うこと、どんな人でもいいところを見つけ尊重できること
興味:個性、心理学

これらを掛け合わせ、現在心理カウンセラーという職業を目指し勉強中です。
さらに、物事を文章で表現するのは得意なので、自己理解のアウトプットとして当ブログを始めています。
(いずれは収益化していきたいと考えています。)

自己分析のおかげで、自分の夢に向かって着実に前に進むことができています。

しかし内向的でネガティブ思考が強く根が自由奔放な私は、一般的に日本社会に求められる以下の素質を全く持ち合わせていません。

・コミュニケーション能力
・企業のルールや慣習に従う素直さ、従順さ
・明るい性格
・前向きな考え方
・精神的にたくましいこと
・行動力

(参考:企業に聞いた「採用したい人材像」、1位は? – 2位意欲的、3位素直 | マイナビニュース (mynavi.jp))

日本の伝統的な会社(JTC)や、行動力やガツガツしたマインドが求められるベンチャー企業、外資系企業のほとんどは私と合わないでしょう。

こんな社会不適合者でも、自己分析を繰り返しやることで、自分だけのキャリアプランを描き行動できるようになったのです。

社会不適合者の方、今すぐ自己分析を始めましょう!

自己分析はどうやってやればいいの?

自己分析の重要性はご理解できたでしょうか。

ここまで読んでくださった方が、「早く自己分析したい!」と思ってくださっていれば大変うれしいです。

本章では、自己分析をどうやってやればいいのか簡単に解説します。

とにかく自分に問いかけること!

すでに述べましたが、自己分析とは「価値観」、「才能」、「興味」の三要素を明らかにすることだと考えています。

① 価値観:自分はどう生きたいか
② 才能:無意識にできてしまう得意なことは何か(逆に苦手なことは何か)
③ 興味:自分が「もっと知りたい」と思うことは何か

しかし、自分だけで考えていてもなかなからちが明かないですよね。

重要なのは、この三要素がよくわかる質問を用意してもらい、その質問を自分に問いかけることです。

これをするのにうってつけの動画を紹介します。それが八木仁平さんのこちらの動画です。

【完全版】誰でもわかる自己分析 就職 転職前 キャリアに悩む人 今すぐみてください (youtube.com)

7時間の超大作ですが、本当にこの人はすごいです(笑)。あいまいな自己分析のノウハウをこれほどわかりやすく体系化してくれている人はいないと思います。

この動画のほとんどが、自分をよく理解するための自分への質問になっています。

具体的には「価値観」、「才能」、「興味」が分かる質問がそれぞれ30問ずつと、価値観から派生した働く目的が分かる質問が10問です。

自己分析のために、自分に最大100回問いかけることができる優れものになっているのです。

自問自答する人

自分にいろんな質問をしようってことだね!

人生における自己分析の重要性をご理解いただけた方は、1~2週間ほどかけてじっくりこの動画に取り組んでみてはいかがでしょうか。

私はこの動画で自己分析、自己理解の土台を作ることができ、自分の人生が生きやすくなることを強く実感しました

この動画の後もいろいろな書籍を読むなど能動的に自己分析に取り組んで、当ブログを作成し、世の中に発信していきたいと思うようになりました。

この動画からスタートして、現状1割しか理解できていない自分のことを2割、3割…と理解できるようにしていきましょう!

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました!

もう一度、重要な点をおさらいしておきます!

・自己分析とは「自分を知ること」
→自分のことは1割ぐらいしか分かってない!

・自己分析とは「価値観」「才能」「興味」を明確にすること

・就活生に自己分析がなぜ必要か?
① 行きたい企業やキャリアプランが明確になるから!
② 志望動機、自己PR、ガクチカに説得力が増し内定を得やすくなるから!

・就活生に限らずすべての人に自己分析がなぜ必要か?
→現実を理想に近づけ、自分らしい幸せな人生が得られるから!

・自己分析の方法
八木さんの動画を参考に、「価値観」「才能」「興味」について多角的に自分に問いかけてみよう!

自己分析によって、一人でも多くの方が人生に希望を見出してもらえればうれしいです!

では、またお会いしましょう~

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この記事を書いた人

管理人のおおつきと申します。ストレングスファインダーを通じて、短所を長所に変え人生にワクワクする人を増やすために発信しています。

私は新卒で就職した会社に馴染めずストレス限界までを抱え、社会人2年目で休職に至ってしまいました。

「なぜ休職してしまったのだろう?」と考え休職期間中に自己理解に没頭。そこでストレングスファインダーという才能診断ツールに出会い自分の持っている性格を強みとして活用できていないことが分かりました。

ストレングスファインダーを通じて今まで短所として捉えていたことを長所として認められるようになり、自己肯定感が大きく上がりました。
休職前と比べ人生へのワクワク感が大きく高まっているのを実感する日々を送っています。

ストレングスファインダーを理解できれば、自分の才能を認められるようになり、ゆくゆくは自分自身を認めてあげられるようになると確信しています。そんな体験をする人が一人でも増えればいいなと思い、情報発信しています!

詳しいプロフィールは下記リンクをご覧ください!

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