こんにちは!ストレングスファインダーに没頭しているおおつきです。
本記事はこちらの記事の自己分析の三要素、「価値観」「才能」「興味」のうち、「才能」について扱っていこうと思います!
自己分析はなぜ必要?就活生もそうでない人も絶対にやるべき理由! – 才能活用理論 (excite-yourlife.com)
※「価値観」の見つけ方についてはこちらの記事をご覧ください。
他人軸をやめたい人必見!価値観を明確にして自分軸で生きる方法 – 才能活用理論 (excite-yourlife.com)
本記事を読むと、どんな人でも必ず「自分には才能がある」と確信できるようになります。また自分に眠っている才能を見つけ、自己肯定感を上げることができます。
・「自分には才能がない!」と悩んでいる人
・自分の才能を開花させたい人
・自己肯定感を上げたい人
こんな方は絶対にこの記事を読んでください!
ここまで読まれた方、自分には才能がない!と感じ悩んでいるのではないでしょうか。
私も社会人になってからそう思う日々が続きました。私の場合は内向的な性格でなかなか会社の人と打ち解けることができず、かといって仕事を段取り良く進められるわけもなく。
「自分は社会人としての才能がないんだ」と自分を追い詰めてしまい、メンタル不調で休職をしてしまいました。
時間のある休職中に自己分析に取り組み自分に眠っている才能を明らかにすることで自己肯定感が爆上がりし、休職前と比べてとても生きやすくなりました。
本記事を読めば、あなたにも必ず才能があることが分かります。そして自己肯定感が上がり、格段に生きやすくなります。
今自己否定気味の方は特に本記事を読んでいただければと思います。それではいきましょう!
「才能」とは?
本章では、「才能」という言葉の意味を正しく理解してもらえる情報を発信します。
「才能」= 頑張らなくてもできてしまうこと
まず、「才能」という言葉の意味から説明しましょう。
「才能」とは今の自分にとって特に頑張らなくてもできてしまうことになります。
例えば、傍から見ると誰とでも楽しそうに話すように見える人がいるとします。
この「誰とでも楽しそうに話す」ことを無意識のうちにできているなら才能、すごく意識して頑張ってやっているなら才能ではありません。
ここで気を付けていただきたいのが、巷に広まっている次の認識は大間違いだということです。
✖ 才能=他の人よりできること
という意味です。断言します。これは大間違いです。
例えば、誰よりもリーダーシップを評価されている人に、リーダーシップの才能があるとは限りません。
無意識にできているなら才能、苦手だけど意識して頑張っているなら才能ではありません。
日本では私たちが気づかないうちに他人と比較するように教育されてしまいます。学校の成績、運動会の徒競走、勝利至上主義の部活動、受験戦争…。
競争させるのは悪いことではないんですが、そればっかりになって「他人よりできない」ことに注目が集まってしまいます。
競争の繰り返しによって、「自分よりできる人はたくさんいる」と思ってしまい才能の芽が気づかぬうちにつぶされていくのです。
しかし、他人と比較しているうちは一生才能なんて見つかりません。どんなに才能があっても上には上がいます。
にもかかわらず、日本人はすぐに他人と比較してしまうから自己肯定感が低いんです。読者の方もそうじゃないでしょうか。
今日から他人と比較するのをすぐにやめましょう!
本来、才能というのは他人に関係なく、自分が頑張らなくても無意識にできてしまうことなんです。
「才能」を見つけるのに頑張る必要も、他人と比較する必要も全くないことを頭に入れておいてください!
「才能」を複数組み合わせるとオンリーワンになれる
「才能」の本当の意味はわかりましたでしょうか。
「他人と比較するものではないのはわかったけど、ある程度他人よりできないと意味なくない?」と思われたかもしれません。
他人と比較するものではないとはいえ、ある程度周りよりできるようになりたいですよね?
これに関しては、持っている才能を複数見つけ、それを組み合わせることでどんどん他人を置き去りにすることができるようになります。
例えば、誰とでも楽しそうに話せる人は世の中にたくさんいるでしょうし、リーダーシップをとるのが上手な人も世の中にたくさんいるでしょう。
しかしこれを両方できる人は貴重だと思いませんか?
誰とでも楽しそうに話せるけど、リーダーより下から支える方が向いている人。リーダーシップはあるけど人に厳しく接しすぎてあまり好かれていない人。
たくさんいますよね?才能を多く見つけて、一つ一つを組み合わせていくことで、他人より突き抜けたオンリーワンの存在になれるのです。
「才能」と「スキル」は別物
最後に、「才能」と「スキル」は別物です。
簡単に比較すると次のようになります。
才能:頑張らなくても無意識にできてしまうこと(動詞で表現)。
ex.) 物事の本質を捉える、論理立てて考える、言葉を正確に聞き取る
スキル:勉強や経験によって能動的に身に着ける能力。
ex.) 統計学、プログラミング、英語力
両者の大きな違いは、気づかないうちに身についているかどうかです。言い換えると、受動的に身についた能力が才能、勉強や経験で能動的に身に着けた後天的なものがスキルになります。
現時点でスキルが特にない人でも、スキルと才能は全く別物で、必ず才能を持っているのです。才能に見合ったスキルをこれから身につけることが重要です。
物事の本質を捉えられない人が統計学の知識を身に着けてもおそらく上手く活用できません。言葉を正確に聞き取れるのが苦手な人が英会話を身に着けようとしても非常に多くの苦労が伴います。
自分に合ったスキルをこれから身に着けるためにも、才能をしっかりと把握しておく必要があります。
「才能」と「スキル」は別物として考え、今特にスキルが思いつかない人も悲観しないようにしましょう!
才能がない人が存在しない理由
本記事で最も重要な章です。断言しますが、才能がない人なんて存在しません。
「自分には持って生まれた才能、強み、長所なんかないよ」と思われた方たくさんいらっしゃると思いますが、本章で完全に論破して見せますので乞うご期待ください。
才能と強み(長所)の違い
前章で、才能とは他人より秀でていることではなく、今の自分が頑張らなくても無意識にできてしまうことだと言いました。他人よりできているかできていないかは関係ないのです。
今の自分が無意識にできてしまうこと、それは必ずしも強み「だけ」になるでしょうか?
例えば、先程例で出した「物事の本質を捉える」という才能について考えます。洞察力があるとも言えますね。勉強でも仕事でも、本質を捉えると物事がすぐに理解できるようになります。
しかし、それができることで以下のようなデメリットが生じる可能性があります。
・理解力がない人に無礼な態度をとってしまう。
・ルールや慣習に素直に従えず社会適応できない
・深く洞察することで考えすぎてしまい作業が遅くなる。
一見強みや長所に見えることも弱み・短所としてとらえることができるのです。
つまり、才能は強み・長所という言葉に置き換えることはできません。長所、短所どちらにもなる諸刃の剣なのです。
長所と短所は裏返し
才能は長所にも短所にもなります。
長所に見えることが短所になりうるし、短所に見えることが長所になりうるのです。
先程は長所→短所の例を出したので、今度は短所を長所に置き換える例を出してみましょう。
例えば私は「いろいろな人と打ち解けられない」という短所がありますが、その裏にはこんな長所が隠れています。
・一人での行動が苦ではない→精神的に自立している
・人と趣味趣向が違うことで本来の自分を開示できていない→独創的な考え方、アイデアを持つ
・慎重な性格が原因→物事を丁寧に行う、リスク管理ができる、考える力がある
このように、「他人と打ち解けられない」だけ見ると短所しかないように思えます。
ところが、他人と打ち解けられない原因を考えることで短所の裏にある長所が見えてくるのです。
短所こそが才能を見つける手がかりになる!
日本人はとにかく自己肯定感が低いです。それは、幼少期から他人と比較され、他の人よりできないことばかりに目が行くから。
だから、短所は分かるけど長所が分からないという人がたくさんいます。そして、「自分には才能がない」と誤解してしまうのです。
しかし、短所は長所の裏返しです。上の例のように短所が発揮される原因に着目すれば、捉え方次第では長所になります。
才能がない!と悩む人の中で、「自分には短所がない」と思う人はいません。どんな人にも必ず短所があります。つまり、どんな人にも必ず才能があるのです。
ここまで読んだあなたは、今この瞬間から「自分には才能がない!」と悩むのをやめましょう。そして、短所から才能をたくさん見つけてみてください。
・才能は長所にも短所にもなる!
・長所と短所は裏返し!
・長所だけでなく短所から才能を見つけられる!
才能の見つけ方
前章で、読者のあなたにも必ず才能が眠っていると確信していただけたでしょうか。
本章ではその才能の見つけ方について、紹介していきます。
1. 長所、短所から見つける
前章と内容がかぶりますが、才能は長所にも短所にもなります。つまり長所・短所は才能になります。
長所から才能を見つけることは簡単ですが、短所からも才能は見つかります。
先程の例のように、短所が発生する原因を考えて、そこを長所に置き換えてしまいましょう。
2. 八木仁平さん:30の質問から見つける
私に自己理解の重要性を思い知らしてくれた、株式会社ジコリカイ社長の八木仁平さんの動画を活用していきましょう。
得意なこと・才能がないを一撃で解消する30の質問 (youtube.com)
出典:八木仁平の自己理解チャンネル
才能が分かる質問を様々な角度から30個用意してくれています。この質問に答えるだけでも、自分の才能がかなり可視化されますよ!
3. 各種診断ツールを使う
才能は自分で考えるだけでは限界があります。才能は無意識にできること、つまり自分で意識して見つけるだけでは限界があるのです。自分の外側にあるツールを積極的に使いましょう。
ここではおススメの才能診断ツールをいくつか紹介します。
(1) ストレングスファインダー
ストレングスファインダーとは、34個の資質の中で強みを見つける診断ツールです。180個ほどの質問に答え、自分の強みが分かるようになっています。
有料ですが、自分の得意&苦手が細かくわかるのでやってみる価値はあるでしょう。
各種診断ツールに共通しますが、質問に答える際はあまり考えすぎない方がいいです!
才能は無意識の中にあるので、考えてしまうと無意識の部分が損なわれてしまうからですね。直感で、早く答える方が結果的に精度が高くなります。
(2) エゴグラム
エゴグラムとは、5つの観点から自分の性格を折れ線グラフに描き分類する性格診断テストです。
交流分析という心理学の理論をベースとした診断テストで、私が通っている心理カウンセラースクールでも扱っています。
観点が5つだけと、とにかくわかりやすいのがメリットですね。5つの中で秀でている部分と劣っている部分から自分の長所と短所を分析できるので、才能を見つけるツールとしてとても役立ちます。
無料でできるのもいいですね。
(3) 16personalities
巷で見るENTPとかINFJなどはこの16personalitiesによる性格診断の結果です。
質問に答え、人間の性格を以下の軸により16タイプに分類します。
・外向型(E)or内向型(I)
・感覚型(S)or直観型(N)
・思考型(T)or感情型(F)
・判断型(J) or知覚型(P)
言葉だけ見てもわかりづらいので、興味のある方はこの方の記事を参考にしてみてください。16personalitiesについてわかりやすく書かれています。
※この手のタイプ論的な診断では、同じタイプでも様々な人が存在することは絶対に忘れないようにしましょう!
(4). 知能検査
公的なものでは、WAIS-IVと呼ばれる知能検査があります。発達障害の診断のために使われるケースが多いです。
費用は2万円強と高いですが、自分の能力を知るうえで受けて損はなかったと個人的には思います。
とはいえ費用は高く万人に勧められるものではないので、能力的に生きづらさを感じている方は検討してみてください。
4. 親しい人に聞く
自分の外側に頼る方法として、仲のいい人に聞いてみるのもとても有効です。本人よりも他人の方が才能をよく理解していることも珍しくありません。
仲のいい人に長所や短所を聞いてみて、それを手掛かりにしてみましょう。
※頭ごなしに否定する人に聞くとメンタルやられるので人は選びましょう。
あなたの才能はどんな環境でも活用できる
本章は、今いる環境に合っていない方向けです。自己分析の三要素である「価値観」や「興味」は、正直その環境に合わなければ適応するのは難しいです。
興味ないことは興味ないし、価値観合わないものは合いません。無理にその環境に合わせる必要はないです。
しかし、「才能」はあなたの中に無限に眠っています。そのため、今の環境で活用できる才能は1つや2つ出てきます。
それを今の環境で活用する努力をしてみてください!
一番は環境を変えてしまうことなのですが、環境を変化させることはそれなりに時間と労力が必要です。
環境を変える準備と同時並行で、本記事で見つけた才能を今の環境で活かせるように行動を変えてみると良いです!
環境を変えるより即効性があります。今の環境で輝ける才能を見つけて、活用できるように考えてみてください!
まとめ
本記事で一番伝えたいのは、才能がない人なんていない!ということです。
それが理解してもらえたら最高です!
そして才能の意味を理解すること。間違っても他人よりできるかどうかで判断しないようにしましょう!
そうすれば才能は無限に見つけられるので、本記事で紹介した方法などをいろいろ試してみて、今すぐ使えそうな才能を見つけてみてください!
才能=頑張らなくても無意識にできてしまうこと
※他人と比較してできるかどうかは関係ない!
才能は長所にも短所にもなる
長所と短所は裏返し
短所から才能を見つけられる
才能は今の環境で必ず発揮できる
以上、才能についての記事でした。繰り返し言いますが、才能がない人なんていません!
他人と比較しないで、ポジティブ思考で行きましょう!